またリサーチ会社各社の調査によると、2014年度にはスマートフォン出荷台数比率が8割を超え、スマートフォン契約数が、従来型の携帯電話フィーチャーフォンの契約数を超えると予想しています。 このようにものすごい勢いで伸び続けているスマートフォン市場は今後無視できない媒体の一つとなります。 実際、調査会社が公開している市場調査のデータを見てもなかなか実際の伸びがわからない。という方も多いはずですが、弊社でも幾つかのアカウントで昨年度とのスマートフォンからの流入数の変化を見てみました。 上記は2012年度4月と2013年度4月の同アカウントの比較データです。もちろん、アカウントの構成や掲載順位に違いがあるので、単純に数字の比較がそのままスマートフォンの伸びというわけではありません。 しかし、同じキーワードでのアクセス数は年々増えており、昨年の4月時点ではパソコンと同じぐらいのクリック数もしくはそれ以下のパソコンの2/3程度のクリック数だったアカウントが、現状はパソコンと同じぐらいもしくはパソコンの1.5倍ぐらいまで増えています。
要するにキーワードにももちろんよりますが、多くの商材や多くのキーワードでパソコンから集まるアクセス数とスマートフォンから集まるアクセス数を比較したときに、1年まえまではパソコン>スマートフォンだったものがパソコン<スマートフォンになってきているということです。 また、今後はスマートフォンに広告を出す競合ライバルも増えていく事が確実に予想されますので、広告掲載枠がパソコンよりも少ないスマートフォン広告はパソコン以上に早いスピードでクリック単価が高騰していくことでしょう。 クリック単価が高騰してもCPAが合うように、早い段階でスマートフォンサイトの成約率の向上を目的としたLPO対策が必須になるということです。